名前

双子の獣(キン・アンソラー)

「ヨクゾ オコシクダサイマシタ」

キャッチフレーズ

寡黙な氏子

名言

「ヨクゾ オコシクダサイマシタ」

紹介文

「双子の獣」と呼ばれる魔族。ヒトに似た体と文化を持つが、全くヒトとは別の生き物。 二つの体を持つが、どちらの体にも「頭部」が無く、別の生き物の頭蓋骨を下顎の上に乗せることでやっと咀嚼や発声が可能になる。 彼らは先祖が神の怒りに触れて体を割られた故にこの姿になったと考えており、ごく稀に生まれる一つの体を持つ個体を一族の長として崇めている。

レーダーチャート
項目名 ポイント

1

2

3

4

5

6

パーソナルデータ

種族

魔族(霊獣)

寿命

50年 (30年ほど生きると増大する魔力に肉体が耐えられなくなり、霧散するように寿命を迎える。魔力を制御する結晶を体に打ち込んで延命している。)

生息地

ルドルフィル島 ウローディア渓谷 奥地

食性

雑食・鉱物食(非常に少食で、1日に手のひらに乗る程度の木の実で十分)

外見的特徴

全長

頭から尾の先までの全長:6m(成体) 頭から爪先までの身長:2.4m(成体)

体重

不明

鳴き声

基本的に発声はない。必要に応じて時折ヒトの言葉を話す。

外観

獣の体から首の代わりにヒトの動体が二つ生えた不気味な魔族。全身は骨が浮き出ており、体色は暗いものが多い。肉食獣の骨格状の下顎はあるが、上顎と頭部は存在せず、他の生物の頭骨を乗せて代用することで咀嚼や発声が可能となる。尾は非常に長い。

内面的特徴

生態

森の中の開けた場所に簡易的な建物を作り、集団で生活する。防衛や狩りの際には弓や槍などの道具を使う。 よく現地の調査隊等を遠巻きに観察している姿が見られるが、全ての個体がヒトに対して有効的で、道具や食糧を分け与えたり道を教えてくれたりする。

弱点

頭部(上顎)が存在しないので、他の生き物の頭蓋骨を乗せていない個体は発声や咀嚼ができない様子。

ショートエピソード

追加資料の一部

█月█日 屋外調査中の研究員一名行方不明。 ██日後捜索を中止、死亡と断定。彼の氏名は未だ明らかになっていない。  ……私はここに所属する研究員全員の名簿を確認したんだ。でもその中に行方不明になっている人は一人もいなかった。なら誰が消えたんだ?顔も声も思い出せるのに、彼の名前だけがわからない。彼の遺した持ち物も写真もここにあるのに。  こんな異常な事件、魔獣や霊獣が関わっていないわけがない。当日彼はこの獣と接触していたとの目撃情報がる。未だ因果関係は不明だが、早急にこの獣の危険度の見直しを求めます。

--> -->