狗獣
人に執着する獣
比較的街に近い場所に現れる獣。 個体差が大きいものの、黒く痩せた虚な佇まいで同種と判別できる。特筆するような能力はなく個体数も少ないが、寝食すらも忘れて執拗に人のみを襲う異様な性質故に危険度が高い。 一見すると知能が低いように感じられるが、訓練次第では複雑な指示を理解する能力を活かせる為、山賊が好んで使役する。
パーソナルデータ
???(魔獣)
未解明。飼育下で10年以上生存の記録あり。幼獣や老齢の個体は確認されていない。人以外の獲物に対しての関心が薄い故か、若い個体ですら餓死による死亡率が高く、どのようにして個体数を維持しているのか不明。
街や人里に近い森林。山奥等で目撃されることは稀であり、必ず人のいる場所へやってくる。
雑食。とくに人を狙って襲うが、捕食しないこともある。
外見的特徴
2m〜5m
痩せた外見とは裏腹に、かなりの重量がある。
ガラガラ、ゴゥゴゥと乾いた唸りを上げる。唸りの種類は多彩だが、獣らしい咆哮や遠吠えはない。
黒く痩せた体と四肢を持つ。多くは鬣を有し、体毛の色は個体差が大きい。 翼や棘等を備える場合もあるが、多くは退化が進んでおり、脅威にはなり得ない。
内面的特徴
日夜問わず不定期に単独で活動し、落ちている木の実や腐肉などを漁り回る。魚や小動物を狩ることもある。 人を視認した時にのみ活性化し、執拗に捨て身の追跡と攻撃を続ける。 人の指示を理解する能力は高く、訓練次第で従順な犬のように使役することも不可能ではない。
興奮すると周囲への注意力が下がる為、罠にかかり易い。 個々の能力はけして高くはないので戦闘に慣れた者が対処するのが良い。
ショートエピソード
「あいつとは10年以上仕事を共にしたよ。最初こそ荒いばかりで駄獣の代わりにもならなかったが、訓練を積んだ後はどんな猟犬よりも役に立った。だが、去年の冬頃からあいつは少しずつおかしくなっていった。初めは指示に背く程度だったが、次第に何かに怯えて塞ぎ込んだり、涙を流したりするようになったんだ。あの狗獣がだぞ?流石に何かの病気だと思って、厩に隔離して休ませていたが、ある夜あいつは鍵を壊して脱走し、崖から落ちてそのまま死んだ。仲間はただの不幸な事故だろうと言ったが、俺が思うに、あいつは……」
キャラクターの能力値などを表すのに使える多角形のチャートが作成できます。
レーダーチャート欄についている鉛筆アイコンをクリックすると設定エリアが現れますので、そこで項目名とポイントを入力してください。
ポイントは1000まで設定可能です。
設定エリアの右下にあるプラス、マイナスボタンで項目数を増減できます。設定できる項目数は3〜9項目です。
チャートのとる最大値は、ポイントのとる範囲によって10、100、1000の三段階に自動で変化します。
と設定されます。
『更新』ボタンをクリックすると、入力したものが反映されます。
項目名表示も含めて決められたサイズにチャートを出力する仕様なので、項目名が長すぎるとチャート自体が小さくなってしまいます。
長い項目名を使いたい場合は、省略表現をするなどしてご利用ください。
ここには、キャラクターのちょっとしたエピソードを記入してください。
のように自由にタイトルをつけて、そのエピソードを書いてみてください。
こんなときこのキャラはどうするだろう?と考えていくと、キャラクターの思いがけない一面や魅力を発見できると思います。
どんどん書き込んで、キャラクターを成長させていってください。
人に執着する獣
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