名前

 相楽奏音(さがらかのん)

でもね、二人と一緒にいるのすごく楽しかったの!

キャッチフレーズ

厳しさと優しさを兼ね備えた少女

名言

でもね、二人と一緒にいるのすごく楽しかったの!

紹介文

亜梨明の一卵性の双子の妹。 亜梨明と同じ顔だが、奏音は健康体で生まれており、性格もおっとりした姉と違って、少々怒りっぽい。 また、キザなセリフが大の苦手で、爽太が度々発する言葉には、鳥肌を立てて嫌がるといったところも、亜梨明と真逆である。 顔以外は似ていないが、姉妹仲はとても良い。 仲良しの友達の間では、ツッコミ担当。

レーダーチャート
項目名 ポイント

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パーソナルデータ

性別:女

誕生日:6月13日

血液型:B型

クラス:一年一組→二年三組

緑依風達と同じ梅原学級。 双子の姉、亜梨明とも母親の意向により今年も同じクラス。

部活:バレーボール部

ポジションはウィングスパイカー。 顧問は担任の波多野先生。 スパイカーポジションだが、攻撃よりもレシーブなどが得意な守備型の選手。 バレーボールは、小学校のクラブで少しだけ経験したことがある。 緑依風の従妹、立花とは部活友達。 二年の夏の大会後は、キャプテンとなった。

家族構成:父、母、姉(亜梨明)

相楽真琴、明日香夫妻の次女として生まれる。 亜梨明は一卵性の双子の姉。 同じ顔だが性格と髪の長さも違うため、見分けはすぐにつく。

外見的特徴

身長:147cm(一年)153cm(二年)

一卵性双生児だが、奏音の方が少しだけ背が高い。

BMI:17(一年)17.5(二年)

体重も亜梨明より重いが、身長との比率で考えれば、奏音もまだ痩せ型。 亜梨明は病状によって、食事制限をつけられてしまうことが多かったが故にあの比率なだけで、決して奏音が太っているわけではない。

内面的特徴

一人称:私

趣味:バイオリンの演奏

亜梨明はピアノを弾くが、奏音はバイオリンが弾ける。 しかし、夏城に引っ越しして来てから通い始めたバイオリン教室の先生とは相性が悪く、習い事と部活の両立に少々疲れている。 バイオリンを演奏すること自体は好きで、亜梨明のピアノと一緒にセッションすることもある。

好きな食べ物:紅茶のお菓子、ラーメン、焼きそば

亜梨明と同じく紅茶と紅茶のお菓子が好き。 また、ラーメンや焼きそばなどの、中華麺の料理も大好きで、美味しいラーメンの前だと、普段は亜梨明よりも落ち着いた態度の奏音も、亜梨明と同じように表情を輝かせ、テンションが上がるらしい。 焼きそばはソースも好きだが、塩味や中華だしの味付けはもっと好き。

苦手な食べ物:レバー、パサパサしたもの

レバーや、水分の少ない食べ物は、喉が詰まりそうになり、飲み込みづらいから苦手。

好きな教科:音楽

亜梨明と同じで音楽が好き。 五教科は好きとはっきり言葉にしないが、国語はまだ面白いと思えるらしい。

苦手な教科:数学、理科、社会

将来の夢:まだ決めてない

ショートエピソード

友達選びは慎重に

奏音は小学生時代、友達が病気持ちの亜梨明を除け者にしたことを理由に、新しい土地では自分と亜梨明、二人を受け入れてくれる友達を探そうとしていた。 そのため、奏音は緑依風達を信用できる人間かどうか、試すような気持ちで接していた。 しかし、彼女達と過ごす内にその行動が心苦しくなり、嘘を付き続けたことを謝りながら、緑依風と星華に感謝の言葉と、「二人が大好き」だと告げる。 事実を知っても、自分達を受け入れてくれた緑依風と星華に、奏音はやっと本当の友達に恵まれたことを泣きながら喜んでいた。

実はお姉ちゃんっ子?

過去に友達と遊ぶことを優先し、亜梨明を傷付けてしまった奏音。 それ以来、奏音は自分のことよりも亜梨明のことを優先に考え、彼女に対して少々過保護になっている。 亜梨明にも良い友達ができるよう願っていたが、彼女が初登校初日でいきなり爽太と仲良くなったことは、ちょっぴり寂しくてヤキモチを妬いた。 奏音にとって亜梨明は、友達よりも、両親よりも大事な存在で、また、自分の心が弱っている時には、唯一甘えられる人物でもある。 普段は亜梨明を支える側の奏音だが、彼女の心を支えているのも、双子の姉の亜梨明なのだ。

ゲンコツは信頼の証!?

おっとりした亜梨明に対し、奏音は冷静で少々怒りっぽい性格。 最初こそお調子者の星華を注意する時は、言葉でやんわりと言う程度だったが、一学期終了間近になると、ふざける星華にゲンコツをお見舞いしていた。 星華の他に、ゲンコツを食らわせることが出来るのは亜梨明のみ。 亜梨明の呆れる言動や行動を治める時にも、奏音はゲンコツを使うが、風麻や爽太のズレた発言にはそれを使わない。 そう考えると、彼女のこのゲンコツ制裁は、相手を信頼している証なのかもしれない…。

その怒りは雷の如し①

爽太のキザなセリフが苦手なものの、姉の亜梨明の苦労を誰よりも理解し、気遣ってくれる彼に常に感謝していた奏音。   友人としてこれまで仲良くしてきた奏音だったが、バレンタインでの出来事から態度を一変。 爽太が友達以上の距離感で亜梨明に接するのは、当然彼も亜梨明と同じ気持ちであると思っていたが、そこに恋愛感情はなかったと知り、激しい憎悪の念を抱く。   そして春休み。その怒りはついに爆発することに…。 亜梨明が入院したと聞いた爽太の一言が、奏音の導火線に火を点ける。

その怒りは雷の如し②

「期待だけさせておいて振ったくせに、まだあの子の心を弄ぶ気?中途半端に優しくして突き離すなら、最初から関わらないで欲しかった!!あんたは正義のヒーローになったつもりだったかもしれないけど、私にとって、あんたは最低最悪の悪者よ!!」 爽太の胸倉を掴み、大声で怒鳴り散らす奏音。 奏音にとって、亜梨明は何に変えてでも守りたい大事な姉。 かつての親友であろうと、大切なものを傷付けた者には容赦しない彼女の気迫に、爽太も顔を引きつらせながら黙り込んでしまう。

その怒りは雷の如し③

それからしばらくの間、爽太は相楽姉妹に関わらぬようより一層距離を置き、六人の友人関係は崩壊したままだったが、緑依風、風麻の助力により、現在は和解することができた。 ちなみに、爽太は奏音の怒り方が余程怖かったようで、後から話を聞いた風麻も、(温厚な亜梨明と)双子でも性格は全然違うと、震え上がっていた。

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