小児喘息など、主に子供の慢性呼吸器疾患を担当。

両親は近くに住んでいる。 夫の卓（すぐる）は研修医時代の元患者。 結婚するつもりは無かったが、猛アタックを受けて結婚。星華を授かる。 夫婦共に互いの仕事に理解を示し、卓は単身赴任となっているが、夫婦仲は良好。

意外にも背は高め。 夫は158cmと、すみれよりやや低い。

ほっそりとしたスレンダー美人。 ちなみに、娘の星華は貧乳を気にしているが、すみれも胸元はスッキリしている。

服やコスメなどを、欲しい時に欲しいままに買ってしまう浪費家な一面があるので、クローゼットの中は着ない服がいっぱい。 星華のアイドル好きはすみれに似たようだ。

人の命を救う仕事がしたいと、小さな頃から勉学に励み、努力を積み重ねて夢を叶えることができたすみれ。 辛いことも多々あったが、この仕事を生涯ずっと続けていきたいと思っている。

夏城総合病院で、常勤医師として働き続けるすみれ。 実は、元々結婚する気は無く、独身のまま医者としての仕事を全うするつもりであった。 ある日、風邪をこじらせて肺炎で運ばれた卓の担当医となり、彼の退院直前に交際を迫られる。 すみれは断ったが、卓は何度も想いを伝え続け、彼女は「例えお付き合いをして、あなたを好きになったとしても、結婚すれば、いずれ女は子を産み、家庭に入れと言われるだけ。そんな人生はごめんだ」と告げる。

だが、卓は「仕事に一生懸命な先生の姿が素敵だった。自分も今の仕事が好きで、誇りを持っている。僕がそばにいて欲しいのは、僕の収入を頼りにし、男に尽くす女性ではなく、共に自分の意思を貫き通し、業種は違えど切磋琢磨し合えるパートナーだ」と言った。

卓の考えに感銘を受けたすみれは、彼と結婚を前提とした交際を始めるが、そこにある条件を出す。 それは、この先何があっても自分に『仕事を辞めろ』と言わないこと。 もし結婚する場合は、一人娘なので婿養子になって欲しいこと。 その二つの条件を受け入れられるのならと、すみれが言うと、卓はそれを承諾。 二年の交際を経て結婚した。