伊鞘過去

孤児院の前に捨てられていた所を保護され、10歳頃までそこで育てられた。元々正義感が強く、弱いもの虐めが無いように他の子供達との仲を取り持ったり面倒を見ていた。 政府が行った知能と運動能力を測るテストにおいて優秀な成績だったため、政府関係者に引き取られ、暗殺者として教育されることになった。

更新: 2021年8月18日 21:47

氷雨過去

父親が失業し移住できず、捨てられた土地に家族三人で暮らしていた。父親は務めていた製薬会社から、職場に復帰させる条件で、被験者として氷雨を売ることを提案された。両親は、氷雨をいずれ迎えに来ると言って騙し売ることにした。何年か経っても迎えに来ない両親のことをひたすら信じて待っていたが、社員からお前は売られたんだと言われる。施設の中から両親に関する資料を見つけ、真実を知る。 本当かどうか確かめるために、両親の新しい移住先へ行くと、自分の知らない女の子と笑みを交わす両親の姿があった。家のインターホンを押し、でてきた母親に、施設から抜け出して会いに来たことを告げるが、息子なんていないと一言だけ言われてドアを閉められる。売られたことは本当で、とっくに自分の存在はなかったことにされたのだと理解した。今まで、薬の副作用に耐え自由を奪われ、我慢してきたことは無駄だったのだと思い殺意が湧いた。意志を持って家に押し入り、包丁で両親を殺した。女の子に罪はないが、それでも自分を売った金でのうのうと生きてきたのだと思うと許せなかった。初めて会った妹はいとも簡単に死んだ。 まだ怒りは収まらない。次は製薬会社に復讐をしようと思った。家にあったマッチや油などを持って出ていった。道はわからなかったが、製薬会社は大きかったので、苦労せず辿り着いた。塀の向こうに油を流し込み、火のついたマッチを数本投げ入れる。1箇所ではすぐ消されてしまうから、何ヶ所も同じことをした。そして、騒ぎになったころ、門の前で待ち構えて逃げてきた人を無造作に切りつけた。 しばらくして警察がきたので、とりあえず逃げたが、逃げたところですることもないので数日後に大人しくて捕まった。 それから暗殺を手伝うことを条件に出所し、伊鞘と引き合わされた。

更新: 2020年8月14日 14:53

世界観

近未来の日本が舞台。 人口減少に対応するために今まで住んでいた土地を捨てて、都市部に居住スペースを集約化。引っ越す余裕のある家庭は、生活に必要な店、公共施設が近くに集まったことで、暮らしやすくなったが、その反面、貧困層は捨てられた土地に留まるしかなく、貧富の差が広まっていた。都市部に居住している人は「新国民」、捨てられた土地に住み続ける人は「旧国民」と呼ばれる。 新国民は、政府から腕輪を付けることを義務付けられている。表向きは、脈拍や体温を測れる、個人の証明になるものとして健康と安全のためとしているが、実はGPSや盗聴機能も付いている。捨てられた土地では治安が悪化し、麻薬などの違法取り引きする場所になっていたため、新国民が捨てられた土地に行くと腕輪のGPSからわかり、政府に情報が送られる。その人物は監視対象となり、盗聴機能が作動。法に触れることをしていた場合、政府の秘密組織的である暗殺部隊に殺される。

新国民
旧国民
更新: 2020年8月14日 00:51