ローディング

王に至る病
梅嫌八十一
この力が、全ての正義になるまで。
王に至る病
この力が、全ての正義になるまで。
王に至る病
作/ 梅嫌八十一
この力が、全ての正義になるまで。
日ノ本の最大勢力として頭角を現し始めた陽ノ国。その支配者として君臨する帝には数人の子がおり、中でも長子の茅渟内親王は文武両道で気が良い王太子と評判であった。誰もが次期帝となり、日ノ本に君臨することを望んでいた。彼女が微笑みながら、母の腹を切り裂き、将軍の首を打ち取り、そのサガを知らしめるまでは──……